人の家へお邪魔すると、
各々のおうちの香りがした。
なんとも言えない懐かしい香りの家もあれば、
この人の家特有の香りもあった。
一番印象に残っているのは、
一人暮らしを始めた最初の頃、
友人宅へ行ったら、生ごみの臭いが酷くて驚いたこと。
それからは、自分の部屋を以前以上によく換気するようになり、
生ごみの処理やゴミ出しにも気を遣うようになった。
そんな中、一人暮らしをしている祖母の家に行くと、
いつも無臭なことに気が付いた。
私の祖母の家は、よく掃除が行き届いていて、
毎朝、朝早くから窓を開けて換気をよくしていた。
祖母に
「人の家に行くと、実家も含めて、各々の家の臭いがするけど、
おばあちゃんちは、無臭だよね。」
という話をすると、
「やっぱり、締めきっている家は臭いがこもるから、換気をよくするね。」
と話してくれた。
そういえば、
たまに、お宅訪問をした際や、物を借りる際に
一般的によく言われる「おばあちゃん家の香り」は
私も把握しているのだけれど、
私の祖父母の家の香りではない。
あの懐かしい「おばあちゃん家の香り」は
どこで学ぶんだろう？
さて、話を戻して、
美人な人やかわいい人っていい香りのイメージが強いし、
実際良い香りの美人も多い。
良い香りがすると、とたんに美人度上がると思う。
美人や、イケメンでいい香りする人も多いし、
話を聞いていると、臭いフェチや、香りにこだわりのある人もいる。
あと、いい香りがするけれど、香水が苦手という人も
結構いる。
私自身も香水が苦手で、一応香水は持っているし使っているけれど、
コロンに近い、香りが薄く、香水特有の後を引く強い香りがないものを
使用しているため、香りはすぐに抜ける。
でも、いい香りがすると、自分が良い女になった気分に浸れるし、
「いい香りだね。」
と褒められると、「よし！」と内心めちゃくちゃうれしい。
20歳前までは、汗もかかない体質で、
髪の毛にシャンプーのいい香りも残りやすかった。
良い香りがすると言ってもらえる機会も多かったけれど、
20歳を超えると汗をかくようになったし、
美容室専売品のヘアケアをしてもなかなか髪の毛にいい香りが残りづらくなった。
肌の調子を考え、洗濯時に柔軟剤を入れることもやめた。
そのため、後付けで軽く香水をまとうか、ボディークリームで軽く香りをつける
程度になった。
他人に不快感を与えず、
でも、近づいた方にいい印象を与える香りのつけ方が今のところ、
これが一番ベストな気がしている。
柔軟剤をつけて、いい香りがする人もいるから、
一時期柔軟剤も検討したけれど、
柔軟剤の香りが強すぎる人や、
柔軟剤とほかの香り（ヘアオイルや香水等）が混ざっている人も
中に入るので、
理想としては、
一番は無臭に近く（香害を与えない）、
けれど、ふとした瞬間にいい香りだなと感じる（うっすら感じるレベルの迷惑にならない香り）
が一番私にとっての理想。
香り物が大好きだけれど、
科学物質過敏症？
柔軟剤の香りや香水で、気分が悪くなってしまう人
もいるようなので、
極力、他人に影響を与えず、
自分が気持ちよく気分よく過ごせる香りを纏えたら
一番素敵だなと思います。
