こんまりさんの著書は大好きで、片付けスイッチを押す際によく読む本の一冊でした。
人生がときめく片づけの魔法
人生がときめく片づけの魔法 改訂版【電子書籍】[ 近藤麻理恵 ]
私が片付けをするにあたって、私の背中を押してくれた一冊です。
人生がときめく片づけの魔法のおかげで、片付けが進み、片付けの意欲を上げたいときには、読み返した、思い入れのある本です。
今回、その続編である
人生がときめく片づけの魔法2
ずっと気になりつつ、部屋の片づけが終えてから読もうと思いつつ、
本当に自分は片付けが終えたのか、正直、自信を持てずにいたところがあり、読めずにいました。
けれど、読み始めていくと、作中に、片付けを卒業された方から、リバウンドしてしまったという連絡が入り、卒業された方の家へ向かうと、実は、片付けは終えているのに、部屋を散らかしてしまうことで、片付けが出来ていないと思い込んでしまっていた卒業生の方のお話を読んで、自分の現状に安心しました。(笑)
部屋が散らかってしまうことはあります。
けれど、基本的に物の定位置があるため、片付けは出来る。
新しい物を向かい入れたのに、定位置を準備してあげられていない、部屋に対して物の総量が多いと、物で溢れてしまう。
私は、まだそういった面がありますが、片付けの基本として、物の定位置を決めてあげる。
物が取り出しやすいよう、使いやすいよう、自分の管理できる量を把握すること。
大切な物を見分けることが出来るようになったのは、こんまりさんのおかげだと思っています。
ときめく部屋にしたい。
居心地の良い部屋にしたいと思い、片付けを始めました。
どんな部屋に過ごしたいのか。
こんまりさんの本やこんまりさんの情報、他にも、片付けに関する書籍や情報を集める中で、自分がどのような部屋で過ごすことが出来ればときめくのか。
自分はどのような気持ちで生活をしたいのか。
私の場合は、あまり具体的に考えていたわけではありませんが、
ぼんやりと
・美味しい手料理が作りやすい環境で、毎日美味しい物を食べたい。
・部屋の中がいつも片付いていて、清潔感溢れる居心地の良い空間で過ごしたい。
・掃除がしやすい部屋にしたい。
・可愛い自分好みの部屋にしたい。
という思いはありました。
片付けを始めた当初は、とにかく片づけに関する情報や、綺麗な部屋の管理方法を上げている方のブログなどで、自分のモチベーションをあげていました。
綺麗な部屋の方がどのように部屋の中を管理されているのか。
多くのことを学ばせていただきましたね。
自分の実家は、片付けが得意とは言いづらい実家でした。
(ちなみに実家の方も、大喧嘩し、大反対された時期も経て、自分の出来る範囲から始めた片付け騒動は、私の行動に感化され、家族も片付けに協力するようになり、ほとんど片付いた状態になりました。)
自分の育った環境が、片付けが得意ではない状況で、両親から
「片づけなさい」
と言われても、片付ける方法を学んでいないと、片付けの方法が分かりません。
ただ、物を収納して、入り切れなくなれば、無理やり押し込む。
そういうやり方が”片付け”なのだと思い込んでいました。
けれど、片付けに関する本や情報、片付けを趣味としている人のブログや、ときめく部屋で生活をしている方のブログを読んでいると、”片付け”について、詳しく教えてくれました。
とはいえ、”片付け”と言っても、本当に人それぞれ片づけ方は異なります。
よく、見せる収納。
というものを見かけます。
片付けが出来なかった頃の私は、見せる収納はオシャレで、センスの良さを感じつつ、便利な印象を受けました。
しかし、実生活で、見せる収納は私には合いませんでした。
理由として
・見せる収納は、出しっぱなしの為、埃がたまりやすい。
・調理道具類であれば、油などで汚れやすい。
・使用しない間も視野に入り、私にとってはオシャレと言うより、邪魔に感じてしまった。
私は、性格上、視界内に色々な物が入ってくると、視界内に入ったものに意識が向いてしまう性質があるので、視界内に多くの物や情報が入るとストレスになるということが分かりました。
そこで、極力視界内に物が入らない環境づくりを重視し、部屋の中には、極力、物を出さない。文字がない環境づくりを意識しました。
文字がないとはいえ、本も置いていますし、調味料などは、文字がついています。
そうした物は、各々の場所に片付け、戸を閉めることで文字が見えなくなる環境を作ればいいだけです。
物や文字が少ない環境が自分にとっては、とても落ち着く環境づくりに繋がりました。
これに気付けたのは、片付けやときめく部屋に関するブログをあげている方のお部屋を通して学んだことです。
私が共感するときめく部屋で過ごされている方の部屋で文字が溢れている人は、ほぼいませんでした。
物は、各々の場所に収納され、出しっぱなしになることはなく、見えないように隠されている。
使用するときには、分かりやすく、使いやすく収納されている。
一つ一つがストレスなく、快適に過ごせる空間。
今は、沢山の情報が溢れているので、自分の作りたい空間を作るための情報に溢れていてとても嬉しいです。