先日、家族へプレゼントに椅子を贈った。
それにあたり、学生時代には私も使用していた椅子を処分することになった。
数年ぶりに座ると、凄く嫌な感情になった。
不快感というか、
ゾワッとするというか。
うまく表現できないけれど、気持ち悪い、変な感じ。
そこで、諸事情で少しの間だけ私が使用しようかと考えていたが、不快感が強かったので、すぐに捨てることに決めた。
解体終了。燃えるゴミに出します。
この椅子は、古く、
私の記憶がある頃には既に汚れがついていた。
汚れがついたままなのに長年そのまま使われていた。
楽しかった頃も
辛かった頃もそばで支えてくれて、
ありがとう。
椅子の汚れがいつも気になっていたこと、汚れを見ては、不快な気持ちになっていたことを思い出す。
私の家族は、そうした汚れに対して
仕方がない。
落ちないものだから。
と、何も対処せずに、そのまま使用する。
一人暮らしを始め、自分で物の管理をするようになり、私の家族は物の管理の方法を知らない人たちだったのだと分かった。
物を使ったら、すぐに、
綺麗に洗ったり、
拭いたり、
ケアをして片付ける。
少しの手間暇で物は綺麗な状態を長く維持できる。
汚したら出来るだけすぐに最善を尽くす。
どうしても汚れが落ちないときや、壊したときは、自分で修理出来る内容であれば、出来るだけ修理する。
汚い状態、壊れたままの状態であれば、潔く捨てる。
必要なものであれば、新しい物を迎え入れる。
汚い物、壊れた物をそのままにしていると、どうしても気に掛かるし、自分の気分が悪い。
特に、自分の生活する場所であれば、出来る限り、自分のために整える。
片付けをして、
綺麗な場所で生活できるようになって。
汚い状態で生活していたときには耐えられていた不快感が我慢できなくなった。
居心地の良い空間を知ると、
居心地の良い空間を作りたくなる。
色々、家族仲が悪かった頃によく使用していた椅子。
私や家族の嫌なものが沢山ついてしまっていたんだろうな。
ごめんね。
霊感があるわけでもない。
それでも嫌な感覚になる物を捨てられてよかった。
なんか、霊ではないけれど、嫌なものがついてる感じがしたから。
新しく良いものを取り入れたから、どんどん良い流れになるといいな(*^^*)