何のために生まれてきたの? 希望のありか (100年インタビュー) [ やなせたかし ]
幼い頃、大好きだったアンパンマン。
アンパンマングッズを持っていたことを思い出します。
この本を読もうと思ったきっかけは、本のレビュー?でとても感動する内容が書かれていたことがきっかけです。
やなせたかしさん。
お名前はよく耳にしていて、知ってはいましたが、お顔や、本人がどのような人かについては全くの無知でした。
本を読む中で、本当にあたたかくやさしい美しい言葉を紡がれる人でした。
平和に対する気持ちが強く、本当の優しさについて触れられているように感じました。
私は、アンパンマンとばい菌マンの存在も、戦争の一つだと捉えていました。
けれど、この本を通して、アンパンマンという「食」と、ばい菌マンという「悪い菌」の話であり、菌はなくならないし、菌はやっつけなくてはいけない。
けれど、戦争は違う。
どんな状況でも、困っている人やお腹を減らしている人がいれば、手を差し伸べる優しさ。
それが本当の正義なんだと教えてくれた。
最近は、残虐なシーンが多いと書かれていましたが、確かに、残虐なシーンに影響されてしまう人も一定数いるし、残虐なシーンを見て、さらに暗い気持ちになっているような人も見受けられる。
美しい言葉、優しい言葉。
は、残虐なシーンや言葉のように強い迫力には欠けるかもしれない。
けれど、美しい言葉、優しい言葉は、人を優しくしてくれるし、ほっとさせてくれる。
美しい言葉、優しい言葉は、人を豊かにしてくれる。
やなせたかしさんは、長年「詩とメルヘン」の編集長として携わっていたようだが、私は、過去に少し触れただけで、よく分からず、軽く読んで終わってしまった。
時を経て、久々に、読みたい。
こちらの本は、やなせたかしさんの人としての考え方に触れられる本で、
やなせたかしさんの優しい人柄がよく伝わってくる温かい素敵な本でした。
「なんのために生まれて♪
なにをして生きるのか♪
分からないまま終わる♪
そんなのは、嫌だ♪」
よく耳にして、聞きなれていながら、時折、自分の人生になげかけてくれる大切な歌。
絵本のアンパンマンは、私は読んだ記憶がないので、読んでみたいな。
私は、アンパンマンアニメ世代だったので。(笑)
本日も読んでいただき、感謝します💛