💛美しさの基準
美しさの基準はお持ちですか?
最近、美しいともてはやされている女性で、整形顔の女性がとてももてはやされているな~と感じます。
ここで話したいのは、整形が悪いという話ではありません。
ただ、似たような整形手術をしていて、皆似たような顔を作ることに少し違和感があるだけ。
私自身も昔、本気で整形をするか悩み、かなり調べていた時期があります。
なので、整形したいという気持ちが分からないわけではありません。
けれど、最近、以前のように整形は”悪”、”隠すもの”という価値観から、告白しても許容されるものへと変化して、以前よりずっと整形に関する情報がとても簡単に手に入れられる時代になりました。
💛似たような整形になる理由
整形に関する情報をここ数年は集めていないのですが、集めなくても、最近はSNSを見ていると自然と集まるようになっているので、かなり時代が進んだな~。と思います。
整形している人が、自身の顔をSNS上に上げているので、お顔の変化もすぐに確認が出来ます。
どういった手術を行えば、そうした美しいパーツが手に入るのかも詳しく知ることが出来るようになりました。
整形顔を告白してくれている女性のおかげで、これは整形顔だなとすぐに確認できるようなお顔の人も増えました。(一応、その後整形しているということも確認しています。)
分かりにくい整形をしている方も中にはいますが、しっかり整形している方は、正直、似たような整形をしているな~。と感じます。
まあ、整形をしようとしていた私も、似たような整形手術を求めていたので(笑)
整形をしている人を見ていると、結局似たようなところを綺麗にしたくて、
そして、その綺麗になったパーツとバランスを合わせたくて、さらに美しくなりたくて、整形を繰り返して、同じようなお顔が出来上がるように感じます。
💛周囲の影響
また、整形をしている方の身近な存在に、整形をしている人がいることも印象的です。
そうした身近で整形している女性がいると、情報を共有して、実際に施術を見て、自分にも取り入れる人が多い印象があります。
女性は身近な人からの影響を受けやすいですよね。
そして、最近はSNSで発信者がとても身近な存在となり、影響を受けて整形をしている人が出てきて、整形のイメージが大きく変わったな~と、ここ数年感じています。
💛整形とSNS
美しくなりたいという女性の強い願いはあると思います。
手術を受けることで、自分のコンプレックスや悩みから解放されるのであれば、整形は一つの手段だと思います。
ただ、整形手術をして”よかった”という所が大きく映し出されており、整形手術のマイナス面の情報は正直あまり伝わっていないように感じることが正直な感想です。
実際に整形手術をした方が、こうした失敗があったという話があったとして、本人は大きな失敗と捉えているのは分かるのですが、
視聴者という立場からすると、失敗しても、もう一度手術をすれば治るのか。
多少、感覚がおかしくなっても、本人は満足しているのなら、手術をする価値があるのか。
など、本人が整形を満足する結果がSNSでは拡散されることが多いので、失敗は怖いけれど、成功すれば、結局良しというような内容の方が正直多い印象。
そして、以前の私もこれを見れば、そうしたリスクがあったとしても、こんなに毎日自分が嫌だと思う顔のパーツを変えられるなら変えたい!!と思った可能性はあるな。
と思ってしまった。
何より、実際に顔を出して、同世代の女性が整形をしている姿を見ていると、敷居が自然と低くなる感覚があった。
💛私が整形をしなかった理由
けれど、今も私は整形をしていない。
その理由として、整形をしたSNSでの発信者の失敗談ではなく、実際に整形手術をするということにあたり、どういった施術をするのか調べた結果、したくないという結論に至ったことが大きい。
例えば、ボトックス注射。
ボトックス注射は、シワを入らなくする、エラのハリを落として小顔効果があるなど、整形をしている人でしている人を私はよく見かけた。
けれど、ボトックス注射をよく調べてみると、筋肉の動きを止める作用があり、シワの軽減や、エラを小さく出来るということ。
けれど、筋肉の動きを止めるということが、私には正直怖かった。
時折、整形したと思われる人が笑うときに表情筋がおかしいなと感じる人がいる。
そういう人が打っていることが予想されるけれど、私にとっては、シワ以上に大きなデメリットに感じる。
将来、どうしてもシワが気になるときは検討する可能性はあるけれど、今のところリスクが大きいので考えていない。
注入物で、一定期間しか効果がないということだけれど、下手すると、ずっと筋肉が動かなくなる可能性も0ではないと思う。
そういうこともしっかり理解して整形した方が良い。
そして、私が一番整形したかったパーツは、鼻。
めちゃくちゃ調べた。
数年前に調べた以来だから、情報も古いだろうし、私も覚えていないこともあるから、間違えたことを書いてたら、ごめんなさいm(__)m
最終的な理由としては、異物を入れることのリスクが高すぎた。
鼻の場合、一応ヒアルロン酸などもあったけれど、ヒアルロン酸の場合、定着しないうえ、自分の理想の形には近づけないように感じたため、ヒアルロン酸は考えていなかった。
そして、鼻を小さく、綺麗な形を形成するためには、私の鼻の場合はプロテーゼを入れる方法が一番、鼻先がシュッとして、綺麗になるだろうと予測した。
鼻先縮小なども必要だとは考えていたが。
鼻全体の形を変える必要があると当時は真剣に考えていた。
だから、プロテーゼを入れるとしたら、どのような物をどのように入れれば良いのか。
と考えたときに、
・プロテーゼを入れることで感染症を引き起こす危険性がある。
・整形手術の中でも、鼻はとくに痛い部位。
・プロテーゼの入れ替えが必要な時が来る。
・プロテーゼを抜いた後、元の自分の鼻に戻るかも分からない。
・プロテーゼを気にして生活しなければいけない。
ということを考えたときに、本当に私はこれを実現できるのか。
ということを真剣に考えた。
まず、プロテーゼを入れ替える費用がとても高額であり、今後自分が、数年ごとにプロテーゼを入れ替えられる収入を稼げるかに不安があった。自分の生活形態もどんどん将来変わっていくだろうし、結婚した場合、自分は結婚相手に整形をしていることを話せるかも自信がなかったし、それを受け止めてもらえるかも分からないな。ということからまず、始まった。(笑)
そして、次に感染症。
当時、整形に関する情報をSNSで上げていた女性が感染症にかかって大変そうな記事を読んで(写真もあったのかな?)、リスクがすごく高いな。と感じた。
なにより、私の場合は、整形に成功した人の情報より、整形に失敗した人の情報を積極的に集めていたので、整形しなかったことが大きいかもしれません。
そうした失敗をした場合でも、今の自分の方が嫌だと思うなら整形をしようと思っていました。
けれど、
世間体や、
整形をした事実を自分の中で抱え込む勇気、
整形を失敗するリスク。
を考えたときに、自分がそうしたリスクを抱え込む度量があるのかと、自分とよく対話した結果、整形することで、さらに自分を卑下する可能性が高くなるリスクが高くなり、辞めてしまいました。
ちなみに、現在も昔も、整形に関しては、肯定も否定もしません。
容姿に本当に悩み、生きることが辛い時期があったので、
本当に苦しいのであれば、一つの手段だと思っています。
けれど、それなりに自分の顔に自信があるのであれば、私はリスクを取って整形をする必要はないと思っています。
これは、各々の価値観だとは思っています。
ただ、整形をするということは、健康で全く問題のない体にわざわざ自ら傷をつけたり、注入物で自分の体の正常な活動に変化を起こすということですよね。
そうすることで、”美しい”と評価されるパーツが出来上がるかもしれません。
けれど、自然な健康状態をわざわざ自ら傷をつけるわけですから、しっかり考えて行う方が良いです。
健康な
肌、
筋肉、
神経、
細胞。
こうしたものをわざわざ傷つけるリスクはしっかり把握しておくべきです。
💛本当の美の基準を持つ
すごーく長くなってしまった。
最後に。
自分の中の本当の美の基準はしっかり持っておいた方が良い。
整形をしている女性を見ていると、友人同士や身近な存在同士だと、似たような整形をしている人を見掛ける。
まあ、”整形顔”と言われる位、だいたい整形すると似たようなお顔になるけれど、目指す美しさの”基準”が各々にあって、それがだいたい似通ってくる。
特に整形関係のSNSの情報を見ていると、似たような顔が多い。
批判しているわけではなく、整形の情報を集めれば集めるほど、似たような美の基準が築かれるように感じる。
私も同じ女性として共感できるところは多いし、確かに、せっかく整形するのであれば、その”美の基準”に合う、”美人”になりたいと思ってしまう。
けれど、本当に自分の求める美人。
本当になりたい自分の中の美人って、皆一緒なのかな?
私はそんなことないと思っている。