❤幸せになりたい
昔辛かった頃、
幸せになりたくて、様々な書物や情報で調べた。
多くは、
徳を積む
いい人間になる
悪口を言わない
人に優しくする
明るく生きる
のようなことが書かれていた。
❤人に優しくする
そして、優しい人は、このように話されると、人にとにかく優しくしてしまう。
特に、
自尊心が低い人
自己肯定感が低い人
は、他人に優しくしすぎる。
私も昔そうだった。
自己を肯定できず、自己嫌悪が酷かったので、
なにか問題が生じると、自分に責任のないことでも、自分が問題だったと、自分が悪かったと自分のことを責めていた。
自分を責めているのであれば、やめよう?
辛くなるだけだから。
幸せになるための本に、よく、責任転嫁させないと書いてあるけれど、確かにそうなのだが、生じた事象に対して、必要以上に自己責任を感じる必要はない。
近くにいたから、私が気を付けていれば、相手は失敗せずにすんだとか。
私はそういうことまで考えていたけれど、近くにいても、いなくても、失敗のなかには、防げるものと、防ぐことが難しいものはある。
❤失敗が許せない
あと、自己嫌悪に陥りやすい時期は、自分に完璧を求めているところがある。
自分は出来ない人間と思う一方で、なんでこんなことも出来ないんだと。
失敗をすると怒られる環境で育つと、失敗を許すことが難しくなるが、失敗しても自分の価値は変わらないことに気づくことが大切。
そうしないと、生きにくいからね。
❤すべての人に優しくの罠
最後に、優しい人で陥りがちなのが、すべての人に優しくしなきゃいけないと、自分が傷つくことまで受け入れようとすること。
嫌いな人をいじめろ。
嫌いな人を避けろ。無視しろ。
という極端な話ではなく、
自分にとって、正直マイナスでしかない人とは、適度な距離感で接する。
優しすぎる人は、嫌なことされても、へらへら笑って対応しちゃう。
昔の私もそうだったし、周囲の優しすぎる人を見ても同じようなことしている。
相手に不快な思いさせたくない。
嫌われたくない。
相手を傷つけたくない。
そのくせ、自分が相手に傷つけられることは許す。
ダメだよ!
自分を傷つけることなんて許しちゃいけない!
やり返せとは言わない。
私も基本やり返さないから。(笑)
❤怒りの感情を許す
でも、傷つけることを平気でしてくる人には怒って良い。
自分のこととなると、優しすぎる人や自信のない人は、
傷つけられることをされても、悲しいけれど、自分がそう扱われることは、普通のこと。当然のこと。
と、なっている人がいる。
私は、昔そうだった。
でも、同じように人を傷つける言動を自分が、相手もしくは他人にできる?
私は、したくない。
もし、自分がされて傷つく言動を
他人が言われる現場に第三者として自分は見ていて、
その言動に対して言われている人が、
言ってきた人に怒っている姿を見て、おかしな人だと思う?
私は正当防衛だと思う。
傷つく言動をされたら、怒って良い。
怒ると言っても、直接、感情的に言動で伝えなくてもいい。
私自身、直接伝えることはほとんどない。
というのも、自分が大切にしたい人は、
まず、私が不快になることをしない。
とはいえ、思いやりのない発言をする人に対し、怒りの感情が湧き上がっても、感情的にならず、説明することはある。
説明と書いているが、相手は私が怒っていることは理解している。
ただ理、論的に話しても、相手の都合や相手の感情論ばかりで、話が噛み合わないことが多いので、基本距離を置く。
必要であれば冷静に伝える。ただ、人を傷つけることが癖になっている人には、伝えても正直伝わらない人も多い。
だから、相手に伝えること、理解してもらうことに重点を置くのではなく、
自分の怒りの感情を認め、自分は今後どうしたいかを自分のために考え、行動することが大切。
怒っちゃいけないと言われて育つと、怒っている私が間違えているんだと、怒っていないことにして、自分の感情に嘘をついてしまうけれど、
傷つくことをされて、不快感を感じ、怒りを感じることは当然のことと、認め、許す。
自分の感情を認め、認識して、自分を理解してあげることが大切。
自分の気持ちを認め、尊重する。
自分を尊重できることは、自分を大切にすることに繋がる。
❤まずは自分に優しくする
人に優しく出来ることは素晴らしい。
でも、自分をないがしろに扱って、他人には優しくする。
そんなことしてたら、自分のこと嫌いになるよね。
身近で私のことはないがしろにするのに、他人にはすごく親身に優しい。
そのうえ、他人のことはべた褒めなのに、私の悪口は常に私に話してくる。
そんな人いたら、私は嫌いになる。
信用できるわけないし、関わりたくない。
意地悪な人だと思う。
そんな意地の悪いことを自分には平気でしちゃうんだよね。
他人のことばっかり褒めて、優しくして。
自分には自分の悪口ばっかり言って、
したいことやほしい物があっても我慢させて、
全然したくないことや、安いだけで使い勝手も悪いものばかり与えて。
幸せになりたいと思って、
誰か助けてほしいと思って、
自分のことを大切にしないくせに、
他人には自分のことを大切にさせようとして。
昔よくしてた。
だから、自分のことを嫌いになる。
自分のこと信用できない。
当然だと思う。
自己嫌悪の原因は、
他人には優しすぎるくらい優しいのに
自分のことは、平気でひどい扱いすること。
自分で自分を傷つける。
それが、自己嫌悪に繋がる。
幸せになりたいなら、まず、自分で自分のことを守る。
自分で自分のことを傷付けないことが大切。