躾け以前でございますが
家事こそ最良の子育て
町田貞子
こちらの本は、現在お取り扱いがないようで、残念です。
💛本のもくじと私のメモ
★以下、太字が目次。
★→以降は、目次欄に記載されていたもので、私が再度読む際に、参考になる言葉を引用、要約、私の言葉でメモしたものです。
・1月の家事と子育て
→社会人になったら食費を入れる。子どもは家庭という”事業体”の協力者。
・2月の家事と子育て
→壊れたおもちゃは子供と一緒に修理する。健康ノート。子育てほど楽しい仕事はありません。
・3月の家事と子育て
→子供の責任で自分のコーナーは整理する。子供に家事をやらせるメリット。躾けとは口でいうのではなく行いで示すものです。
・4月の家事と子育て
→わが家のミニ経営会議。物を選ぶことと買うことは別と躾けます。小学校から個人経費記帳。生まれる前からの家事の躾け。
・5月の家事と子育て
→毎日の生活を記録。九冊ノート。自身を見いつめつつ子育て。
・6月の家事と子育て
→よく噛む癖。教育は家庭で行うもの。家事が下手と知らないは違う。子供が家事をやってもお金はあげません。
・7月の家事と子育て
→夏休みのスケジュール。子供の欠点を夏休みに治す。飽きっぽい性格の子を我慢強くする。整理整頓について。
・8月の家事と子育て
→料理、台所、台所の片付けや台所の見え方。食器類の整理。
・9月の家事と子育て
→子どもたちへ贈る”生まれた日”の記録。子どもには深呼吸してから接する。昨日・今日・明日の物を区別する。家事をしたがる子どもの気持ちをまじめに受け取る。やりたいことをせずに悔いを残させては子どもに申し訳ないことです。温かい食卓とは何でしょう。夫婦茶碗は男女差別?
・10月の家事と子育て
→結婚記念日に思う。日めくりカードと伝言板。子供の喧嘩と近所づきあい。我慢は小さいときに教える。懐石膳に学ぶ。
・11月の家事と子育て
→翌年の家計簿は家族全員で組む。家計簿。お菓子より昆布。子供の好き嫌い。食や献立について。
・12月の家事と子育て
→整理について。年の送り方、迎え方。
💛相手を大切にする、尊重する気持ち
町田さんの著書を読むたび、人を大切にする気持ちや心遣いの温かさに涙が溢れます。
常識だから。普通こうだから。
という、型にはまっただけのつまらない人間間のやり取りで終えるのではなく、
相手に心を配り、温かい姿勢で接する内容にウルッときてしまいます。
大人に対してだけでなく、子どもに対しても誠実に対等に接する姿勢、
家族だから許されるとした甘えた考え方ではなく、家族にも誠実に大切に接する姿勢は大変見習っていきたいです。
日々の生活も整理整頓が出来ていて、時間の使い方、優先順位がはっきりしていて、大切なことに時間や手間、愛情をかける姿勢は私も大切にしたい生活習慣です。
愛情深い人は、女性も男性も本当に魅力的だと感じます。